高校二年生の頃、俺は苛められていた。

誰に、と言うわけではなく

「クラス全体」からのいじめだ。

時にはクラス全員から無視され

時には、

○○(俺の名前)病やー!

とからかわれ

俺にちょっとでも触れた奴が騒ぎ出す。

鬼ごっこならぬ○○病ごっこの始まりである。

教師も、表面上は心配していたが

裏ではめんどうな問題の一つとしてしか

見ていなかったと思う。

そして最悪だったのは

弁当を鞄から取られた事だ。

昼休み、俺は自分の弁当を食べようと

かばんをあさった。

しかし弁当の感触は無く

教科書の感触だけが俺の手を伝わった。

無い。無い。俺の弁当が無い。

首をかしげながら

ふと回りに目をやるとこちらを見て

数人の男子が笑っている。

(教師も手を焼くDQN軍団)

「おい○○!お前の弁当落ちてるぞ!」

嫌な予感がした。

 

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